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地域を変えていく新しい力! 鯖江市地域おこし協力隊

地域を変えていく新しい力! 鯖江市地域おこし協力隊

地域おこし協力隊とは?
 定住および定着を促進するため、市外の人材に地域の活性化を推進してもらうことを目的とした制度、地域おこし協力隊。
 本市でも平成 25 年より始動し、今年度も4人の協力隊が活動しています。市外から鯖江を盛り上げるために移住してきた4人は、鯖江にどのような思いを抱いて活動しているのでしょうか。協力隊に集まってもらい、話を聞きました。
【問合先】商工政策課 TEL53-2231

鯖江の魅力は、熱い人たちと懐の深さ
̶̶他地域と比べた時の、鯖江の魅力とは。
木戸
僕は鯖江市の「人」に魅力を感じています。自分から何か行動を起こそうとしてくれる方、責任感が強い方が多いように感じるんです。僕が去年から活動している間に関わった方々は、積極的にヨソ者に関わろうとしてくれます。
寺田
確かに、積極的な方が多いですよね。地元出身ではない私が提案することでも、興味を持って聞いてくれる方が多くて、皆さん実際一緒にやってくれます。
木戸
やっぱりそう感じますよね。それでなぜそのような方が多いのかを考えてみると、会社を経営されている方の割合が高いことが影響しているんじゃないかな、と。経営者として社会の問題に対して無関心でいられないから、何事も自分から関わって、社会を変えていこうという気持ちが強い。

̶̶確かに市内に社長さんは多くいらっしゃいますね。
木村
社長さんもそうですが、鯖江は熱意を持った方が大勢いると思います。これが地域の活性にはすごく大事です。外から人が来ても、ヨソ者だけでは地域活性はできません。地元の方と理解し合って、一緒に活性化・まちづくり
をすることが大事だと思います。そこで信頼関係ができると人とのつながりもどんどん広がって強くなりますね。
寺田
私は河和田アートキャンプ(※1)出身で、学生だった平成18年から、毎年必ず鯖江に来ていました。就職後も用事があるわけではないのに鯖江に行きたくなるんです。それは学生時代にアートキャンプでお世話になったおばあちゃんや職人さんに会いに行きたいから。鯖江で築いた人間関係は切れません。周りの友人たちも鯖江で出会った方との再会のために、鯖江に来ることが多いと話しています。
木村
僕も鯖江市地域活性化プランコンテスト(※2にアドバイザーという形で平成21年から関わらせていただいていますが、より良いものを創るために、毎回睡眠時間返上で地元の方と一緒に取り組んでいます。回を重ねるごとに、「お前がやるなら俺もやる!」的な空気が強くなってきて、人間関係もどんどん強固なものになってきました。そのうちの一人とは、お互い義兄弟と呼んで、この先ずっと一蓮托生でいくことになっています(笑)

ものづくり、IT、若者などなど 私たちの活動で鯖江“おこし”を!
 西馬
河和田アートキャンプなどで都市部から来る学生にとっては、(地域にとっては)異質な学生たちを受け入れて、積極的に話し掛けて、ご飯にも誘って(生活の場に迎えて)くださる地域の方々の包容力が、何よりも強い魅力と感じています。都市部では地域の方とのつながりが薄く、河和田での人間関係と自然溢れる環境を学生たちは新鮮に感じるようです。
寺田
異質ということでいえば、新しいことや見慣れないものを、排除せずに前向きに捉えてくれる風土は鯖江の魅力ですね。
西馬
全体像が定まっていないものをそのまま許容できるところは、鯖江の大きな魅力だと思っています。他の市町だと、結果を予測できないものはまず受け入れてもらえない。結果はもちろん大切だけど、「面白そうだから取りあえず走らせてみて見守っていこう」という懐の深さを感じます。
木戸
自治体がそういうところを面白がってくれるのは、ヨソ者としては入っていきやすい体制ですよね。何かを始めたいときに、それを行えるフィールドがすでに耕されていて、行政として長い目で見守ってくれる所なんてそう多くないでしょう。
̶̶最後に、鯖江市地域おこし協力隊としてどのように活動していきたいですか。
寺田
去年より、鯖江の地域技術を生かし、現代のライフスタイルにフィットする商品を開発しています。今年も引き続きデザインという手法で鯖江の良さを発信し、価値を付加し、鯖江のファンを獲得したいです。
木戸
越前漆器の振興活動を昨年より行ってきました。引き続き、鯖江の素晴らしい産業や食などの魅力をアピールするために、情報発信や地域のIT化を通して地域おこしに貢献したいです。
木村
ものが作れる地域というのは大変素晴らしいことで、皆さんの力とヨソ者のアイデアで、新しいものを生み出せればと思います。また、これからのまちづくりを担う地元の若手の方々と、いろいろワイワイ楽しくやりながら、持続性のある地域活性を実現したいです。
西馬
河和田アートキャンプの運営を通して、京阪神の大学生をはじめ若者たちに鯖江に来てもらいたいです。地方地域の魅力を都市部の方々にお伝えできればうれしいです。
̶̶ありがとうございました。

※1 河和田アートキャンプ
平成 16 年の福井豪雨被災後、地元 NPO 法人「かわだ夢グリーン」からの要請で始まった大学生の芸術による災害復興支援活動。時を経るとともに地域の諸問題や環境問題がテーマに掲げられるようになった。
※2 鯖江市地域活性化プランコンテスト
「市長をやりませんか?」のキャッチフレーズのもと、鯖江市の活性化のためのアイデアを全国の学生に募るコンテスト。学生団体 with が本町「らてんぽ」を拠点に運営している。

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