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広報さばえ 令和元年10月号 通常版

ふるさと散歩道

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福井県鯖江市

鯖江市に関する郷土資料などを紹介します。ふるさとの歴史を散歩しているような気分でご覧ください。

◆第299回ー通史編 現代(7) 鯖江市の誕生町村合併編
敗戦後、深刻なインフレ(物価上昇)の進行によって経済が悪化すると、政府は地方自治強化のために町村合併を推進していきます。
昭和28年の町村合併促進法公布にともなって、福井県内では人口8千人未満の合併が進みましたが、現在の鯖江市域では昭和24年頃から鯖江町・神明町・中河村の2町1村での市制構想が出来上がっていました。しかし、その後もさまざまな合併案が出され、議論を進めることはできていませんでした。
それでも昭和29年9月になると、多くの問題をはらみながらも、今立郡鯖江町・神明町・中河村・片上村議会、丹生郡豊村・立待村・吉川村議会で合併案は可決され、翌年1月15日に鯖江市の新設が本決まりとなりました。
しかし、鯖江・神明間で新庁舎設置場所について対立が起こると、残る5町村間にも問題が波及し、合併の議論は再び暗礁(あんしょう)に乗り上げます。鯖江・中河・豊の3町村は鯖江市制反対推進協議会を結成し、福井県知事を相手取って市制施行停止の行政訴訟を起こすまでに至りましたが、最終的には内閣総理大臣の裁定によって、鯖江市誕生が実現しました。
(文化課 藤田彩)

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