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広報さばえ 令和元年10月号 通常版

地域の安全を日々見守る鯖江市交通指導

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福井県鯖江市

■10万人あたりの交通事故死者数は全国最多
平成30年の全国交通死亡事故発生状況によると、県内の交通事故死者数は41人で、人口10万人あたりでは5・26人と全国最多の人数になります。これは前年から2年連続全国最多で、隣県の石川県と比較すると2倍強、最小の東京都と比較すると5倍強もの人数となっています。
また、シートベルト着用状況全国調査では、一般道における運転手のシートベルト着用率が全国ワースト2位、高速道路での後部座席同乗者のシートベルト着用率は全国最下位という結果が出ており、取り組むべき課題は多くあります。

■交通事故は偶然?事故につながる要因は
平成30年の福井県警の統計によると、市在住の運転者が原因となった交通事故発生状況は「前方不注視」や「安全不確認」などの安全運転義務違反が大半を占めています。交差点での安全確認を怠っていたり、電話やカーナビの操作によって周囲の安全確認をおろそかにしたことで、自転車や歩行者を見落としたことになります。これらは全て交通事故につながる要因であり、事故は決して偶然に起こったのではありません。
また、市内の人身と物損を含める総事故件数は増加していますので、運転する際には交通事故を「他人ごと」とは思わずに「自分ごと」と考えて運転しましょう。

■歩行者や自転車が事故に遭うのは薄暮(はくぼ)の時間帯
県内の事故について、歩行者や自転車が巻き込まれた交通事故が発生した時間帯を調べたところ、通学・通勤する時間帯と帰宅する時間帯が多くなり、その中でも17時から19時までの時間帯が突出していました。この時間帯は、日暮れの暗さに目が慣れずに見にくくなる「薄暮」の時間帯と考えられます。薄暮の時間帯は事故が発生しやすくなるため、その事故防止のために活動しているのが「交通指導員」です。交通指導員は月に4回ほど早朝と薄暮時に交差点で街頭指導を行うなど、市民の安全・安心に向けて日々活動をしています。

◆鯖江市交通指導員
◇鯖江市交通指導員とは
市から委嘱を受け、警察や交通安全推進機関などと密接に連携して交通安全活動に積極的に取り組むことで、市民の交通安全に貢献しています。

◇主な取り組み
・早朝と薄暮時の街頭指導
・交通安全行事への積極的な参加
・飲酒運転根絶への活動
・シートベルト着用の呼び掛け活動
・子どもや高齢者に対する交通安全教育活動
・カーブミラーなどの点検や清掃
・市主催行事などでの交通整理

◇赤信号は停止を ライトは早めの点灯を
交通指導員になって14年、指導員の活動では月に4回ほど街頭指導として交差点などに立ちます。
荒天の日には立たない場合もありますが、強い雨風の日や雪の日など悪天候の日も続けてこられたのは、皆さんから向けられる笑顔や声掛けがあったからです。
また、交通安全のチラシを配る『交通安全茶屋』や『高齢者サロン』での講話などの啓発活動でも、皆さんとの楽しい会話や交流が私たちの励みになっています。
これからの時期は暗くなるのが早くなり、薄暮の時間帯が子どもたちの帰宅時間と重なります。自転車の人も自動車も事故防止のためにライトの点灯を早くして安全運転を心掛け、悲しい事故が起きないよう努めましょう。私たちも、皆さんへの注意喚起をより一層頑張っていきます。
・ミラー点検・清掃
・シートベルト着用呼び掛け
・交通安全茶屋

◆「交通指導員」の仲間を募集しています
一緒に子どもたちや高齢者を交通事故から守る活動をしませんか。
主な業務:
・月4回ほど(1時間程度)、早朝および薄暮時の街頭交通指導
・公共的な催し物での交通指導、交通整理
・交通安全啓発および教育活動
募集人員:若干名 ※地区問わず募集しています
応募資格:
・市内在住で、20歳以上の普通運転免許証を所有している人
・交通安全の推進活動に意欲的で健康な人
任期:2年間(再任可)
その他:夏・冬制服など、活動に必要な物品は貸与します。
応募方法:履歴書を市民まちづくり課に提出(後日、面接の日程を連絡します。)
応募〆切:随時受け付けています。

◇4月から指導員になった奥村栄子さん
制服を着ると、孫が「かっこいい!」と喜んでくれます。街頭指導の時には、小学生は元気に、中学生は恥ずかし気にあいさつを返してくれます。運転している人からも「ご苦労さま」と声を掛けてもらえるので嬉しいですね。
街頭指導の場所は家の近くで、女性は薄暮の時間帯ではなく早朝に立つので、女性の指導員が増えてほしいですね。

問合せ:市民まちづくり課
【電話】53-2214

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