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広報さばえ 令和元年6月号 通常版

めがねのまちの輝き人

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福井県鯖江市

農事組合法人 エコファーム舟枝 理事長 瀬戸川 善一

スマート農業の取り組みとして、GPSを利用して自動運転する農作業車や、ドローンによる作物の生育状況の確認、田んぼの水量を自動管理するシステムなどを取り入れる予定。

◆農地保全による集落づくりをー。その未来のためにスマート農業に取り組む
「スマート農業に取り組むのは、後継者問題のため」瀬戸川理事長の第一声でした。「集落(舟枝町)にある農地を耕作放棄地にせず緑に保つこと」を理念に2007年に農家30戸が集まり特定農業団体となり、2014年に農事組合法人に改組した後も、悩みは後継者のことでした。「最近は、会社勤めをしていた人が農業に携われるようになるのは70歳になってから」定年の延長や再任用制度が進むに伴い、組織内の高齢化に一層の危機感を抱いたと言います。
「テレビドラマの『下町ロケット』じゃないけど、無人のトラクターを動かしたり、女性がスニーカーを履いて運転できるような農業になれば少しでも解消するのでは」と考え、若い人に来てもらうために、生活していけるだけの収入と単純作業などをできるだけ自動化して農業を見える化し、合わせて地元の農業への意識付けに取り組むことにしました。
四月、エコファーム舟枝の田んぼには、さばえ菜花まつりの会場として「インスタ映え」する風景に人々がひっきりなしに訪れるようになり、「舟枝」の名が広まりつつあります。この菜花を田んぼに鋤き込み、肥料として作るのが『さばえ菜花米』です。その田んぼに、五月、GPSを利用して自動運転する田植え機の姿がありました。「農地保全は集落づくりのためですから」瀬戸川理事長は地元の未来を見つめ話しました。

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