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広報さばえ 令和元年7月号 通常版

ふるさと散歩道

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福井県鯖江市

◆第296回ー通史編 現代(4) 民主教育への転換
日本がポツダム宣言を受諾した昭和20年8月15日、文部省は早くも「教学再建の訓令」を発し、戦後教育の方針を示しました。9月に入ると、戦時教育の一掃が具体的に指示され、学校現場からは軍事的要素と神道的要素が排除されていきました。
昭和21年5月3日、日本国憲法が施行され「教育を受ける権利」が規定されると、翌年には教育基本法、学校教育法が施行され、小学校6年、中学校3年、高等学校3年という新しい学校制度が誕生したのです(六・三・三制)。
全国の学校現場では、新しい学習内容の研究や検討が行われ、惜陰小学校(当時、福井師範女子部代用付属小学校)はGHQから実験学校の指定を受け、児童主体・経験主義に基づく民主教育への転換方策を県内外に示し、神明小学校(当時、福井師範男子部付属小学校)では教育課程と生活指導の研究で全国的に先駆的な役割を果たしました。両校には視察や参観に訪れる人々が絶えず、かつての「軍隊の町」鯖江は教育・文化の先進地となっていきました。
一方、昭和27年までに全国の市町村では教育委員会が設置され、教育行政の民主化・地方分権・自主性確保を目指しました。(文化課:前田清彦)

鯖江市に関する郷土資料などを紹介します。ふるさとの歴史を散歩しているような気分でご覧ください。

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