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広報さばえ 令和元年9月号 通常版

ふるさと散歩道

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福井県鯖江市

鯖江市に関する郷土資料などを紹介します。ふるさとの歴史を散歩しているような気分でご覧ください。

◆第298回ー通史編 現代(6)福井大学の発足
福井大学は福井師範学校・福井工業専門学校(旧制専門学校)・福井青年師範学校(小学校卒業後、勤労に従事する青少年のための学校)を母体に設立された大学です。
福井空襲と福井地震で続けざまに被災した各校は、戦後、応急的に移転や補修をした校舎で授業を再開しました。この時、師範学校男子部は鯖江町の女子部校舎への移転を経て、36連隊の兵舎跡地に移転し、昭和23年には青年師範学校もここに移転しました。
一方、福井工業専門学校は鯖江・武生あるいは、舞鶴市の旧海軍施設への移転案が浮上していました。しかし、舞鶴市の計画に反発した生徒や県、地元の織物業界らが、熱心な存置運動を起こしたため、文部省は福井県での存置を決めました。
この後、二校の師範学校では教育(学芸)大学への昇格を、福井工業専門学校では繊維工業に関する大学への昇格を目指す機運が高まり、ついに昭和24年5月、学芸学部(鯖江市神明町)と工学部(福井市牧島)の二学部制で福井大学の発足となりました。
兵営跡地の利用は昭和27年10月まで続き、若者の声とともに鯖江の復興は進んだのです。
(文化課 藤田彩)

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