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広報さばえ 令和2年1月号 通常版

12月5~7日 国連永久大使 アンワルルK.チャウドリー氏来鯖1

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福井県鯖江市

国連における女性問題の第一人者であるアンワルルK.チャウドリー国連永久大使が、12月5日~7日の3日間、鯖江市を訪問されました。
5日は鯖江市議会議場でスピーチを行った後、めがね会館で記者会見を行いました。記者会見では、SDGs推進の礎となる「女性活躍」に関する資料館の整備について話をされ「SDGs推進には地域レベルでの活動による実例が必要」と施設への期待を寄せました。
6日はあおいこども園において市が取り組んでいる眼育(めいく)の視察を行い、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」の達成に向けた幼児期の目の検査体制について「目の健康は重要で、このような取り組みは素晴らしい」と称賛し、園児と一緒に体験して眼育への理解を深められました。次に、中央中学校にてSDGsに関する講演を行い1・2年生656人に対し「SDGsはみんなのもの~みんなの力が地球の力に~」を演題にお互いに思いやりを持つことの重要性を説き、女子生徒には「自分に自信を持って活躍をして欲しい」と語りかけました。

◆地方から世界のモデルへ
7日は「さばえSDGs推進シンポジウム」に出席されました。
シンポジウムでは、冒頭にスピーチを行い、市が取り組む軸としているSDGsの目標5「ジェンダー平等の実現」の推進活動に触れ、5日からの市内視察も振り返り「鯖江の女性や若者には
熱意があり、地方都市でも世界のモデルケースになり得ることを実証している。国連の会議の場などで鯖江のことを紹介するなど、全面的にサポートしたい」と話されました。

◆男性も意識の変化を
スピーチ後のパネルディスカッションでは、企業などが取り組んでいる事例発表を受けてのコメンテーターをされました。パネリストたちからSDGs達成に向けたそれぞれの取り組みを熱心に聞き、意見交換を行いました。チャウドリー大使は、日本の女性の自己肯定感の低さを指摘し、男性中心で作られた文化や伝統が女性への不平等を生んできたとして「男性も考えを変えること。男性の意識が変わらなければ、女性の不平等が改善されることはない」と強く訴えました。
最後は、SDGsに取り組んでいる企業や団体の代表、地元の小・中・高・大学生の約40人と一緒に「さばえSDGs宣言」に参加されました。

■プロフィール
国連の友Asia-Pacific会長
国連総会平和の文化ハイレベルフォーラム議長兼モデレーター
元国連事務次長兼上級代表(後発・内陸・小島嶼開発途上国担当)
バングラデシュ国連常駐代表として在任中、安全保障理事会議長、ユニセフ執行理事会議長、経済社会理事会副議長、国連総会第5委員会(行財政問題)議長を歴任。
また平和と文化の功労者として、ウ・タント平和賞、ユネスコ・ガンジー金賞の受賞者でもある。また2000年には国連創立以来、初めて『女性の平和と安全保障』に焦点を当てた国連安保理決議1325号の採択に尽力し、現在も国連における女性問題の先駆者の一人として活動している。

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