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広報さばえ 令和2年12月号 通常版

雪に備える-雪に強いまちづくりを-(1)

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福井県鯖江市

これから本格的な冬を迎えます。降雪や積雪は、渋滞や事故など道路交通に大きな支障となります。また、除雪用具や装備の点検、隣近所との声掛けなど、自分でできる備えが大雪に対する地域防災力の向上につながります。安全な交通と生活環境を確保するため、みなさんのご理解とご協力をお願いします。

■降雪時に深夜から除雪車を出動させ、生活道路の交通を支えるオペレーター(運転手)。実際の現場で除雪に携わる福岡さんに話を聞きました。

●除雪作業が開始するまで
積雪15cm以上の降雪が見込まれる前日には、市から除雪業者に待機指示がかかります。夜中の2時から3時にかけて出動命令が出されると、30分以内には除雪が開始できるよう迅速に準備します。自然が相手なので、降雪状況によっては待機が出ても出動しなかったり、逆に待機がかからなくても、急な降雪で夜中にいきなり出動命令が出たりと、冬場は全く気が抜けません。通勤時間までの除雪完了を目指すためには、少しでも早い出動が大事になります。

●オペレーターの苦悩
少しでも早く、丁寧な除雪を心掛けていても、降雪が続く限り、除雪した後にも道路に雪は積もります。また、真夜中なうえ、吹雪くと前も後ろも全く見えなくなりスピードも出せません。雪で見えない障害物があったり、狭い道で道路や住宅などを傷めないようにと慎重に作業を進めます。そんな中、時には「除雪が遅い」「道がガタガタ」「家の前に雪を置くな」といった声が聞こえることも。
連日の降雪が続くときには、雪の一時置き場がなくなり、遠くまで雪を運ばなければならず、その分除雪作業が遅くなります。住宅街では、高い位置の木の枝でも雪の重みで枝垂れて除雪車にぶつかったり絡まったりするため侵入できなくなることもあります。除雪車の後ろにぴったりと車がついてきて、バックができず作業を中断することも。
通常では何ともないと感じることでも、除雪の障害になることは多く、住民の皆さんにご理解とご協力をいただくことが安全で早い除雪完了につながります。

●除雪はみんなで
「もっと丁寧に」「次はこっちの雪をどかして」など、除雪作業中のオペレーターに直接指示をされる人がいます。しかし、オペレーターには決まった作業範囲と順路があり一つの場所で細かい要望を聞くことは、次の場所の作業の遅れにつながるのでできません。
除雪車が通過した際、家の間口に残された雪についても「車が出られない」と苦情が入ります。少しでも不便があれば「もう一度空けにきて」と文句が出る。しかし、限られた時間で満足のいく除雪はできません。
自宅の敷地やその周辺は、各戸で除雪する(自助)。町内の共有場所や高齢者などのお宅は、地域の皆さんで声を掛け合って除雪する(共助)。市の除雪指定路線を最低限通行できる幅を確保するのは行政の役目(公助)とし、それぞれが役割を理解し協力して除雪に臨むことが一番大切です。

■除雪作業にご協力を!!
1 道路には物を置かない
路上駐車や路上の障害物は、事故につながります。道路にはみ出した枝などの伐採もお願いします。

2 残された雪は各戸で除雪を
道路除雪でこぼれた雪が玄関や車庫前などで支障になる場合は、各戸で除雪をお願いします。

3 道路に雪を出さない
車道に雪を出すと、でこぼこした道になり、車や歩行者の交通に危険を招きます。

4 除雪作業車に近寄らない
除雪作業中は大変危険です。また、車の後つけ、無理な追い越しはやめましょう。

問合先:土木課
【電話】53-2246

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