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広報さばえ 令和2年3月号 通常版

女性も男性も これが私にできること1

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福井県鯖江市

◆ジェンダー平等を目指して
家庭や地域社会、職場などで女性活躍が進む中、女性が自分らしく活躍できる社会となるには、男性の理解、地域の理解が必要不可欠です。「男だから」「女だから」という意識にとらわれず、自分にできることから行動することが大切です。
今年度、市では第5次鯖江市男女共同参画プランと女性活躍推進計画を一体的に策定。「SDGsのGoal5ジェンダー平等を実現し、女性が活躍しやすいまちづくりの推進」を基本理念に掲げ、「男性の理解と意識改革の推進」と「女性の参画意欲の向上」を両輪に女性が活躍しやすい環境整備を進めます。

◆女性活躍に繋がる私たちの第一歩!
女性が活躍しやすい社会を目指して、いろいろな形で携わる人たちにお話を聞きました。

◇鯖江市JKOG課 下牧由佳さん
鯖江市役所JK課の第3期卒業生。
現在は複数の市民活動の団体に所属して活動中。
チャウドリー国連大使が来鯖された際には、鯖江市JKOG課の一員として意見交換会に参加した。

▼何事も踏み出す勇気を持って
「ただ住んでいるだけの場所だった鯖江市が、JK課での活動を通して今では『居場所』と思えるようになった」と笑顔で話す下牧さんは、昨年まで鯖江市役所JK課の一員として活動し、高校を卒業してからも「鯖江市に関わることがしたい」とまちづくり団体に所属して活動を続けています。
そんな活動熱心な下牧さんですが、JK課に入る前は不安が先に立って何事にも一歩を踏み出せず、人と話すことも苦手だったそうです。しかし、JK課での『まちづくりを意識しないで、自分たちがやりたいことをやる』というゴールのない企画作りを通して、自分の性格も変わっていったと言います。「ゴールが無いことは逆に何をしても良いんだ、と思い気が楽になり何にでも挑戦できた」と話し、何か課題が出てきた時には仲間や周囲の大人たちの協力で乗り越えられ、いつしか不安は無くなり、むしろそれを楽しく思えるようになったそうです。
そんなJK課での「何とかなった」という経験から、今では「何とかなる。やっちゃえ!」と何でも楽しめるようになり「何事も一歩目を踏み出す勇気と、いろんな人との繋がりを大事にすること、いろんな考え方や環境に触れてみることで思わぬ道が広がる」と笑顔で話してくれました。

◇夢みらいWe 姫野貴子さん
男女共同参画に携わって2年。「SDGs de 地方創生」というゲームを通してSDGsに触れてもらうゲーム体験会を開くことのできる公認ファシリテーターの資格を取得。

▼「無意識」だったことを「意識」する
姫野さんは、小学校や公民館でSDGsに触れ合えるゲーム体験会に携わってきた中で、ある小学校の女子児童が世界には女性というだけで学校に行けない子どもがいることを知り「将来、そういう子がゼロになる活動をしたい」と話したことがすごく印象に残ったそうです。
また、地域に出向いて開催する「さんかくカフェ」では、地域のことについて話すために区長会や婦人会、体育協会などの各種団体に集まってもらい「地域の意思決定に女性は参画していますか」と問いかけたところ「これまでお茶出しをしたことはあっても、話し合いに女性が参加することはほぼなかった」と言われたそうです。その後、地区の良いところや問題点を立場や性別を超えて語り合い、持続可能な地域について考えてもらう話し合いをしたところ、終了後に参加した人から「女性の意見も聞くことができ、こういう機会があって良かった」と言われたことも印象深かったそうです。
これらのことについて、姫野さんは「ポイントは、意識できるかどうか。何気ない日常として見過ごすのではなく、意識して目を向けることで、問題意識が生まれる。そうすることで職場や家庭でも当たり前に女性がしていたことに問題意識を持つきっかけにつながるはず」と話してくれました。

◇鯖江市役所 松村元気さん
現在、2児の父。2人目の時に育児休暇を取得した経験をもつ。現在も共働きで、妻と二人三脚で助け合いながら仕事と家事、育児を行っている。

▼周囲の理解に感謝し、夫婦で協働
2人目の時に、帝王切開で妻が産後あまり動けないため「上の子の面倒をみよう。育児の大変さを知るいい機会だ」と育児休暇の取得を決意。妻の入院中、最初の1週間はずっと子どもを見ていられることがとても新鮮で楽しく、幸せだったそうです。ですが、妻と2人目の子が帰ってきてからは「夜泣きで寝不足が続き、日中は育児や家事に追われて自分の時間は取れずに、本当に一日があっという間だった」と話してくれました。また、「共働きのため1人目の時も育児に参加していたつもりだったが、今回育児休暇を取得して改めて、24時間子どもを見るということの大変さに気付いた」と話し、乳児期の育児を体験することで、言葉だけでは理解できない大変さを実感できたそうです。
松村さんは「1人で24時間『命』と向き合い続ける環境は本当に大変で、子育ての大変さを痛感した。今まで以上に協力して子育てをしたい」「育児休暇取得中は、職場の人に仕事のフォローをしてもらうことになる。周囲の理解と協力に感謝するとともに、他の人が取得する際には全力でサポートしたい」と話しました。また、「男性の育児休暇制度がより活用しやすく一般的になって欲しい。妻は仕事を続ける予定なので、今後3人目ができることがあった時には、状況に応じてまた育児休暇を活用したい」と目を細めて話してくれました。

問合せ:めがねのまちさばえ戦略課
【電話】53-2247

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