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広報さばえ 令和2年8月号 通常版

健康と向き合う 自分のため、家族のため、特定健診を受けましょう1

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福井県鯖江市

日本人の死因の約6割は、がんや心臓病、脳卒中などの生活習慣病です。生活習慣病の予防と早期発見・治療に重要なのが、「特定健診(いわゆるメタボ健診)・特定保健指導」や「がん検診」などの定期的な受診です。健診(検診)の重要性とその内容、そして普段の生活での心掛けなどをご紹介します。
※本文中の「国民健康保険」は、「鯖江市国民健康保険」、「後期高齢者医療保険」は、「福井県後期高齢者医療保険」を意味しています。

特定健診とは40歳から74歳までの人を対象としたメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した健診です。各医療保険者(社会保険・国民健康保険・各種共済組合など)に実施が義務付けられています。

◆メタボってなに?
皆さんも一度は耳にしたことがある「メタボ」という言葉。これはメタボリックシンドロームを略した言葉で、内臓のまわりに脂肪が蓄積した内臓脂肪型肥満に加えて、高血圧、高血糖、脂質異常の3つのうち2つ以上が合併した状態のことをいいます。ひとつひとつの状態が軽くても、これらが重なることで、生活習慣病を起こす危険性が高まります。

◆なぜ健診を受けるの?
メタボの怖いところは、自覚症状がほとんどないために、放っておくと動脈硬化が急速に進行し、脳血管疾患や心疾患、糖尿病など重症な合併症を引き起こしてしまうこと。
特定健診を受けることは、自らの体の状態を知り、生活習慣を振り返るための機会になります。毎年の健診の機会を生かして、生活習慣を少しでも変えていくことで、重症化を防ぐことができます。

◆鯖江市の現状
鯖江市の特定健診受診率は、34.3%(R1)と県内11位で、まだまだ低い状況です。また、メタボ該当者の割合(表1)は、国・県より高く、特にメタボ予備軍の割合は、県内ワースト4位の現状です。その背景には、間食などの摂取割合(表2)が、国・県より高いことが上げられ、メタボの原因の一つとして考えられます。

◆その生活、大丈夫?生活習慣病予備軍かも
不健康な生活習慣を続けていくと、肥満や高血糖、高血圧、脂質異常を引き起こし、生活習慣病の発症リスクが高くなります。しかし、この時点では自覚症状がないため、日々の生活の中で気付くことができません。

◇福井県の現状
全国第1位
・夕食後、間食をとる割合
・コロッケ・カツレツ・天ぷらの購入量
(H28年度NDBオープンデータ・H30家計調査)

次のチェック項目に3つ以上当てはまるものがある人は、要注意。
・野菜は食べない、または少ない
・白米など炭水化物の摂取が多い
・濃い味のものが好き
・外食やファストフード、お惣菜を食べる機会が多い
・夜遅い時間に夕食や夜食をとる
・間食が多い
・1日の中で座っていることが多い
・短い距離でも移動に車を使用する
・タバコを吸う
・お酒の飲む頻度や量が多い
・20歳のときより体重が10キロ以上増加している

◆気づかぬうちに進行中 放っておくと大きな病気に
肥満や高血圧症、糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病は、血管が硬く、もろくなる「動脈硬化」を進行させる原因となります。自覚症状が無いからと放っておくと、いつの間にか進行し、自覚症状が出た時には、すでに重症化しているケースが多く見られます。心臓病や脳卒中など命に関わることもあり、命が助かっても介護が必要な状態となることも少なくありません。そのため、年に一度は健康診査を受け、自分の健康状態を知り、生活習慣を見直すことが大切です。

◇メタボリックシンドローム
不健康な生活習慣(不適切な生活習慣・運動不足・喫煙習慣など)

内臓脂肪型肥満

代謝の異常

高血糖・脂質異常・高血圧

動脈硬化の進行

心臓病・脳卒中などの循環器病、糖尿病の合併症(腎臓病・失明など)発症へ

◆見直してみよう毎日の生活習慣
◇〔食事〕1日3食バランスよく食べましょう
・野菜をもう一皿プラス
・うす味で、揚げ物などは控えめに
・間食は時間や量を決めて食べましょう
・就寝2~3時間前に夕食を済ませましょう

◇〔運動〕今より10分、体を動かしましょう
・掃除で+10分、エレベーターではなく階段を利用し+10分、筋トレで+10分など
・「ながら運動」など簡単な運動を習慣化し ましょう

◇〔禁煙〕禁煙にチャレンジしましょう
・喫煙者は禁煙しましょう
・禁煙は病院などの禁煙外来で。より楽に、より確実に実行できます
・喫煙する際は、他者に煙を吸わせないように配慮しましょう

◇健幸コラムをご存じですか
毎月、広報さばえの最終ページには、健康に関するさまざまな情報をお知らせする「健幸コラム」を掲載しています。ぜひ、ご覧ください。
今月は紙面29ページです。

◆自分の「かかりつけ医 」を持ちましょう
かかりつけ医とは、健康に関することを何でも相談でき、必要な時は専門の医療機関を紹介してくれる身近にいて頼りになる医師のことです。市では、健康診査やがん検診を「かかりつけ医」で受診することを推奨しています。かかりつけ医で受診することで、健診結果をわかりやすく説明してもらったり、経年変化を確認したり、具体的な生活習慣見直しの助言および必要な治療を受けることができます。また、必要に応じて、専門の医療機関を紹介してもらうこともできます。
将来、介護が必要になった場合には、かかりつけ医に相談し、介護保険などの介護サービスを受けたり、通院が難しくなった場合には、訪問診療や往診を受けられる場合もあります。
生涯を住み慣れた地域で安心して生活するために、ぜひ、かかりつけ医をもちましょう。

問合せ:健康づくり課
【電話】52-1138

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