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広報さばえ 令和3年2月号 通常版

コロナ禍で進行!?今、大事な「フレイル予防」

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福井県鯖江市

新型コロナウイルス感染症や天候不良などの影響によりお家で過ごす機会が増えていませんか。
何となくテレビを見て座っている時間が長くなったり、食事もついつい簡単なもので済ませたり、外出するのがおっくうになってきたり…もしかしたら「フレイル」が始まっているかもしれません。

■フレイルとは
フレイル(虚弱)とは、年齢を重ねることにより、心と体の活力が衰える状態のことです。筋力低下などの身体的要因のほか、認知機能の低下などの精神・心理的要因、外出する機会の減少などの社会的要因が複雑に重なって起こります。
フレイルは、健康な状態と介護が必要な状態との中間の段階にあたり、健康な人よりも要介護状態になるリスクが高いといわれています。一方で、生活習慣の改善や適切な予防を行うことにより、健康な状態に回復することができます。

健常高齢者←(1)→フレイル←(2)→要介護状態
(1)適切な介入で健常な状態に戻れる
(2)加齢に伴う生理的機能や恒常性の低下により徐々に要介護状態へ

●フレイルチェック
※3つ当てはまったら要注意!

・体重が減ってきた
・歩くスピードが落ちてきた
・疲れやすい
・握力が低下してきた
・体を動かすことが少なくなってきた
・よく風邪をひくなど免疫力が低下してきた

●こちらもチェック
今月号の「健幸コラム」(PDF版の23ページ)でも、コロナ禍におけるフレイルについて掲載されています。あわせて読んでみましょう。

〇リハビリ専門職が「本気」で考えた健康体操
フレイル予防に自宅で簡単にできるストレッチが動画で紹介されています。
※「足ストレッチ」「肩ストレッチ」はPDF版のQRコードをご覧ください。

〇家でもできるフレイル予防
「さばえほっと情報」で放送された、フレイル予防の動画です。
※PDF版のQRコードをご覧ください。

■フレイル予防につながる3つの柱
フレイル予防で欠かせないのは、「栄養」「身体活動」「社会参加」の3つの要素です。

●栄養とお口の健康
高齢になると食が細くなり、1日3食きちんと食べていても必要な栄養をとりにくくなりがちです。高齢期になってからの体重減少は、フレイル予防に欠かせない「筋肉」を失う可能性もあるので注意が必要です。
低栄養を防ぐためには、肉や魚、卵などのたんぱく質をしっかり取り、1日3食をバランスよく食べましょう。
また、かたいものが食べづらい、むせやすい等の症状から始まる、お口の衰え(オーラルフレイル)を予防する口腔ケアも大切です。食後、寝る前の歯磨きで口の清潔を保ち、唾液腺マッサージや口・舌の体操を習慣にしましょう。さらに定期的に歯科検診を受け、自分のお口の状態を把握しておくことが大切です。

●自分にあった運動を続ける
運動量が減ると筋肉が衰えてしまい、腰や膝を痛めたり、転倒の原因になったりします。スクワットなどの筋肉トレーニングを無理のない範囲で習慣にし、筋力低下を防ぎましょう。

●大切な「人とのつながり」
誰かと話をしたり、その日あった出来事で楽しく笑い合ったりすることは、心の健康を保つために大切です。新型コロナウイルス感染症の影響で、これまで通りの社会参加は難しい時もありますが、電話や手紙での交流、窓越しや散歩中のあいさつなどを通して、人とのつながりを保ちましょう。

●「指輪っかテスト」で自己チェック!
まずは自分の筋肉量を測ってみましょう。測定器は使わずに自分の指を使う簡易型のチェックです。

(1)両手の親指と人差し指で輪を作ります。
(2)利き足ではない方のふくらはぎの一番太い部分を力を入れずに軽く囲んでみましょう。

隙間ができる人は、転倒・骨折などのリスク大‼

■フレイル予防の第一歩は自身の状態に気付くこと!
市では、フレイル予防に関する活動を支援する市民サポーター(フレイル予防サポーター)を養成し、フレイル予防の普及・啓発やフレイルチェックの進行及び測定を行っています。サポーター活動を通してサポーター自身がフレイル予防に取り組むことも活動目的のひとつとしています。
市が主催するフレイル予防サポーター養成講座を一度受講すれば、だれでもサポーターになることができます。

●「フレイル」=「虚弱」ではなく、‟健康維持”という意味で捉え、自分の身体の現状を知ってもらうことが大切です。実際にフレイルチェックを行い、自分の筋力や身体能力を数値化してみることで、現状と向き合うことができます。私たちサポーターは、測定結果の説明はもちろん、どうしたら数値が改善するか、現状を維持できるのかを皆さんと一緒に考え、楽しく前向きにフレイル予防ができるように努めています。
フレイル予防サポーター 見谷伸一さん

■フレイルチェック参加者募集
フレイルチェックでは、質問票や握力、ふくらはぎ周囲長、手足の筋肉量、片足立ち上がりなどの測定を行い、フレイルの兆候に気付くことができます。

日時:2月19日(金)9時半~11時半
場所:アイアイ鯖江
定員:20人
申込開始:2月1日(月)~
申込方法:長寿福祉課に電話でお申し込みください。【電話】53-2265

●参加者の声
〇「知る」ことで意識が変わる
体の衰えを感じるようになり参加しました。日頃、体を動かしているつもりでも、平均より低い項目があり、意識するようになりました。数値が目に見えるので前回の数値と比べて改善していると嬉しいです。
宮下貴子さん

問合先:長寿福祉課
【電話】53-2265【FAX】51-8157

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