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広報さばえ 平成30年10月号 通常版

ふるさと散歩道 第287回

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福井県鯖江市

鯖江の近代史と歩兵第 36 連隊(35) 終戦後の連隊敷地(兵舎)

終戦からおよそ2カ月、明け渡された鯖江連隊兵舎に進駐軍が入り、陸軍のいなくなった神明のまちは少しずつ様相を変えていきます。
兵営跡地は戦災者や引揚者の寮として使用されたほか、福井空襲で校舎を失った福井師範学校男子部(罹(り)災直後は鯖江町にあった同校女子部に一時移転)と同校男子部附属国民学校(神明国民学校と合体)が移転し、福井師範附属中学校が開校したことで、若者たちのにぎやかな声を取り戻しました。
昭和23年4月には、附属中学校に立待村・吉川村の生徒も入学し、名称は「中央中学校」と改められました。
その後、福井師範学校と福井高等工業学校が合併して福井大学が発足すると、大学は福井市に移り、広大な大学跡地は新たに神明町の町有地となります。昭和31年、新たな町は若い命を散らした兵士たちを偲び、「三六町」と名付けられました。
長く軍隊と歩んだ神明のまちには、幼稚園・保育園・勤労婦人会館・文化会館(現神明公民館)・三六公園が次々と建てられ、未来を担う子どもを育むまちとして、再び歩き始めたのです。 (文化課藤田彩)

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