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広報さばえ 平成30年11月号 通常版

地域の宝をつないで2

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福井県鯖江市

◆眼育(めいく)。子どものときからの目の健康づくり。
めがねのまちさばえが取り組む「眼育」についてお知らせします。

子どもの目は一般的に6歳頃に成熟し、8歳までに視力が決まるといわれています。将来を担う子供たちが希望する職業に就けなかったり、スポーツができなかったりということを防ぐため、市では3歳児健診での屈折検査をはじめ、早い時期からの目の健康づくり「眼育」に取り組んでいます。
近年、スマホなどを長時間、そして目の近くで使い続けることで「近視」の人が急増し世界的な社会問題になっています。さらに目への負担から「スマホ老眼」といわれる眼精疲労や「急性内斜視」といった眼位異常にかかる人も増えています。市では「メディアと子どもの目の健康」として育児講演会や、幼児健診においてメディア適正利用についての情報提供を行っています。また、目の健康づくりに関する相談も受け付けています。お気軽にご連絡ください。
大人になってもかかせない目の健康づくり。日本における失明原因の第1位は緑内障。この緑内障は原因不明の病で、40歳以上の人の20人に1人の割合で発症しています。緑内障は早期発見・早期治療をすることで進行を遅らせることができるため、市では40歳を過ぎたら眼科検診をおすすめしています。なお、検診には自己負担金が必要になります。眼科で相談してください。また、失明原因の第2位は糖尿病性網膜症で、糖尿病が原因でおこる病です。糖尿病の予防や早期発見・早期治療のためにも健康診査を毎年受けましょう。

◇目を動かす(眼球運動)効果
→目が疲れにくくなる
→目の動きが速く、正確になる →読み書きの能力がアップ
→周囲の状況がよく見えるようになる →転倒防止、ぶつかり事故防止
→目の周りの代謝がよくなり、すっきりする
→前頭葉の血流がよくなり、前頭葉の働きがアップする →イメージ力、記憶力、判断力などが高まる

◇めがねのまちの目の健康体操で目の力を鍛える
市では子どもから大人・高齢者まで、世代を通して気軽にできる「目のけんこう体操」DVD・CDを鯖江オリジナルで開発制作しました。DVDやCDのジャケットには、眼科医師による「目の健康づくりワンポイント情報」を掲載しています。併せて、目の健康づくりに活用してください。DVD・CDは健康づくり課(アイアイ鯖江内・【電話】52-1138)にて好評販売中です。(1枚500円)

▼YouTubeでも見られます
「目の健康体操」はYouTubeで公開されています。
どなたでも視聴できます。ぜひ日常生活に体操を取り入れてみてください。
・YouTube 目の健康体操〈検索〉

◇3歳児への屈折検査で視力障害を早期発見
視力検査が可能になる3歳児に対して、ランドルト環(上下左右のうち1カ所が欠けた環状)や絵指標での検査に加えて、市では平成27年度から屈折検査ができる「両眼開放型屈折測定器」を使用しています。
この検査には結果も出始めており、屈折検査の導入前は目の健診結果で要精密検査となる子どもが1%台だったのに対して、導入後は10%台になるなど、今まで発見が困難だった視力障害の子どもたちの早期発見につながっています。

▼「両眼開放型屈折測定」とは?
屈折とは、遠視・近視・乱視の度数のことを表します。視力検査が物を見る力(自覚的検査)を調べるのに対して、屈折検査では物の見え方(他覚的検査)を調べます。

◇ビジョントレーニングで目の運動能力を高める
市では今年8月、市内3つの中学校にビジョントレーニングの機器を導入しました。福井県の中学生は体力日本一で、市内の中学生も体操をはじめ駅伝、バレーなどさまざまな競技で活躍しています。今後は、ビジョントレーニングで子ども達の目の運動力を高めるとともに、学力や生活面でも効果が発揮されることが期待されています。

▼「ビジョントレーニング」とは?
眼の機能を鍛えることで脳を活性化させるとともに、集中力・判断力・情報処理能力などの能力を高めるトレーニングです。欧米では約80年の歴史があり、見る力(ビジョン)をトレーニングすることは、スポーツ以外にもさまざまな可能性を広げます。

◇めがねのまちさばえで「幸せの眼鏡」を作りましょう
今年8月から公立丹南病院に新機器「アコモレフ2」が導入されました。この機器はNHKの情報番組でも、自分に合った眼鏡を知り、作るための画期的な装置として紹介されました。
仕事で長時間パソコンで作業をしたり、移動中やオフ時間もスマートフォンを見たりする生活で「目が疲れても仕方ない」と思って諦めていませんか。人間の情報は約80%が目から入ってくると言われています。健康な目で楽しく、元気に生活するために、大切な目を守れるのは自分しかいません。目の症状でお悩みの人はもちろん、予防のためにも、お早めにめがねのまちさばえの公立病院として新機器を導入した丹南病院にご相談ください。
眼科受付時間:平日午前8時30分~11時30分

▼「アコモレフ2」とは?
眼には近くを見るときに細く収縮する「毛様体」という筋肉があり、眼のピント合わせを行っています。自分の眼に合っていない眼鏡やコンタクトの使用、またはパソコンやスマホの長時間使用により、毛様体筋に過度のストレスが蓄積され、疲れ目や頭痛、肩こりを引き起こします。
アコモレフ2では、毛様体筋にかかっているストレス度合いを測定し、調整力や緊張度を分かりやすく数値化・グラフ化することができます。また、老眼や頭痛、肩こり、眼精疲労などの症状の裏に隠れた「眼の屈折異常」「調節緊張」「小児の眼のけいれん」現代病ともいえる「IT眼症」などの診断の助けにもなると期待されています。

アコモレフ2の診断結果をもとに、ストレスを感じない「自分に合った幸せを感じられる眼鏡」を作りましょう。

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