広報さばえ 平成30年3月号 通常版
2018.02.25 福井県鯖江市超高齢化社会の到来を迎え、団塊の世代が全て75歳以上になる平成37年には、市においても3.7人に1人が65歳以上になります。高齢者の皆さんが住み慣れた地域で自分らしく暮らしを続けることができるよう、地域のみんなで支え合う仕組みが必要です。
◆鯖江市の現状
●高齢化が進み、独居高齢者、高齢者のみの世帯が増え、介護が必要な人や認知症の人が増えている
●自分の身の回りのことはある程度できても、掃除やゴミ出し、買い物などに支援の必要な人たちが増えている
●介護職員の不足 特に、ヘルパー不足が深刻な状況
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市民自らが考え、自らの手で地域を支え合うまちづくりの構築が必要
◆地域支え合い推進員の設置
地域支え合いの仕組みづくりのため、各地区公民館に地域支え合い推進員を設置しました。同推進員の役割は、不足するサービスの創出、生活支援の担い手の育成・支援、ネットワークの構築、地域支え合い仕組みづくりに関する提案や実際の活動の助言・協力であり、市とともに仕組みの構築のために活動を行っています。
◇これまでの活動内容の一例
鯖江地区(11月22日)、新横江地区(12月8日)で、地区社会福祉協議会の皆さんを対象に、助け合いの疑似体験ゲームのワークショップを開催し、支え合いの重要性を伝えました。
◎支え合いの仕組みづくり勉強会に参加しませんか?
「ご近所福祉ネットワーク活動フォーラム」
テーマ:ご近所福祉から広がる集いの場作り~「新しい生活支援」の支え合いが始まる~
日時:3月3日(土) 午後1時30分~4時
会場:アイアイ鯖江・多目的ホール
講師:ケアタウン総合研究所所長 高室 成幸氏
活動発表:ご近所福祉ネットワーク、地域支え合い推進員
※事前申込不要・無料で参加できます。
問合先:地域包括支援センター 【電話】53-2265
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