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広報さばえ 平成30年9月号 通常版

あなたが主役の鳥獣被害対策

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福井県鯖江市

近年人里に出没する大型獣が増えており、動物たちによる農作物被害や生活環境被害、交通事故などによる人身被害が身近なところで起こっています。
本来、山中に住む動物と私たちが上手く住み分けていくため、私たちができることについてお伝えします。

◆被害は街中にも
市民からの鳥獣被害に関する相談件数は年々増加傾向にあり、平成21年には86件だったものが、平成28年には527件にも上りました。中でも多いのがアナグマ、アライグマ、ハクビシンなどの小・中獣類によるもので、これらは全体の約7割を占めています。また、注目すべきなのは山際を持つ地域だけでなく、平地においても被害が起きているということ。鳥獣は山際だけの問題ではないのです。

○情報をメールで知りたい人
クマ出没情報を随時配信しています。自分の身を守るため、ぜひ登録してください。
○出没履歴を知りたい人
クマが過去に出没した場所を掲載しています。お出かけ予定地の確認にお使いください。

◆今日からできる対策
鳥獣被害対策は難しいことではありません。今日からでもすぐに取り組める対策があります。
○「知らず知らずの餌付け」禁止
ペットの餌の食べ残しの放置や、屋敷内の果樹の未収穫など「知らず知らずの餌付け」を行っている場合があります。市では使わなくなった資源(果樹など)を使って商品開発を行う「里山資源利活用プロジェクトパートナー」も募集していますので、こちらも活用してください。
野生動物と人間が住み分けをするためには、集落内の食べ物とねぐらをなくし、獣にとって暮らしにくい環境をつくることが重要です。一人一人が意識することで、集落全体が変わります。

○ケモノ情報の共有
被害や出没情報は、けもの対策の基礎です。いつ、どこで、どんな動物の被害が起こったのか、地区役員さんと共有しましょう。サルの場合、誰でも24時間以内のサル出没情報が閲覧できるサイト「サルどこネット」があります。こちらも活用し、ケモノの情報共有に努めましょう。
○できる対策がきっとある
市が策定した「第二次人と生きもののふるさとづくりマスタープラン」には、
(1)市民の鳥獣被害に対する理解を深める
(2)きちんと守る
(3)対策の仲間を増やす
を柱に、市民や市民団体が取り組めることを具体的に掲載しています。他に、鳥獣被害対策マニュアルや、リーダーハンドブックなども提供しています。また、外部講師を招き、実践的な講座を展開する「さばえのけものアカデミー」も開講しています。対策には多様な取り組み方があります。まずは自分のできることから始めましょう。

◆捕獲は最終手段
作物を囲う、家や屋敷への侵入口を塞ぐなどの対策をしても被害が収まらないときに、許可を受けて有害捕獲を行うことができます。有害捕獲許可を受けていない人が捕獲を行うことや猟具を使うことは違法になります。有害捕獲を希望する人は、農林政策課まで必ずご連絡ください。

◆市内に出没する動物
イノシシ 農作物被害金額No.1
二ホンジカ
二ホンザル 集団行動で被害甚大
シベリアイタチ
アライグマ 相談件数ダントツ1位

◆秋のクマ出没に備えよう!!
昨年6 月には、鳥羽1 丁目にクマが出没しました。クマを人里に近づけない、クマに出会わないための注意が必要です。
○人里に引き寄せない
・果樹や野菜の収穫はお早めに
・生ごみの管理の徹底を
・建物のハチの巣は放置しない
・クマが潜みやすいヤブを刈りましょう
○出会わない対策
・新聞やラジオで出没情報を確認
・クマの活動する早朝や夕方は避ける
・音を出して自分の存在を知らせる
・ときどき静かに立ち止まり周囲を確認
○出会ってしまったら
・慌てず、向き合ったままゆっくり後退
・騒がず冷静に、クマを興奮させない
・子グマであっても近づかない
(親グマが近くにいる可能性がある)
クマの目撃等の情報は農林政策課(53-2233)まで必ずお知らせください。

問合先:鳥獣害のない里づくり推進センター 【電話】51-2110 農林政策課 【電話】53-2233

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