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広報さばえ 平成31年1月号 通常版

ふるさと散歩道

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福井県鯖江市

第290回鯖江の近代史と歩兵第36連隊(38)
ー嶺北忠霊場(陸軍墓地)ー

水落町1丁目の嶺北忠霊場は、かつての陸軍墓地です。三六連隊創設から10年後の明治39年(1906)、日露戦争の戦死者を戊辰戦争(ぼしんせんそう)・日清戦争の戦死者とともに経ヶ岳南麓(きょうがたけなんろく)に祀ったのが陸軍墓地の始まりで、大正3年(1914)に神明村水落にあった射撃場の移転に伴い現在地に移設されました。その後、上海事変・満州事変・日中戦争の合葬墓(がっそうぼ)も建立されて、昭和16年(1941)にはほぼ現在の状態に整備されました。
太平洋戦争が終わった昭和20年以降、日本各地の忠霊塔・忠魂碑は軍国主義を意図するものとして、GHQの命令によりその多くが撤去されました。しかし、鯖江陸軍墓地の忠霊塔・合葬墓については遺族会がバリケードを張って猛反対、広大な敷地を買い取るなどして保存が決定し、昭和24年に福井県遺族会連合会に移管されました。
平成19年(2007)には平和祈念館も設置され、平和の大切さを再確認する場所として多くの人々が訪れています。(文化課:前田清彦)

鯖江市に関する郷土資料などを紹介します。ふるさとの歴史を散歩しているような気分でご覧ください。

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