ユーザー登録
文字サイズ

広報さばえ 平成31年3月号 通常版

ふるさと散歩道

3/37

福井県鯖江市

第292回 鯖江の近代史と歩兵第36連隊(40) ー三六史跡公園ー

昭和28年(1953)10月、かつての将校集会所・剣術道場があった一画は神明町役場として再利用されます。その後、昭和30年1月に鯖江市が誕生すると市役所神明支所として利用され、このうち将校集会所の建物は三六武道館として現存しています。
昭和31年4月、この神明支所建物の南側に鯖江連隊史跡碑が建立されました。鯖江連隊史跡保存会が中心となって各地から寄付金を募り実現したもので、レリーフには7人の兵士が戦場で黙もくとう祷している姿が表現されています。
明治29年(1896)の創設から解隊までの約50年間、連隊には約10万人もの兵士が入隊し、出征していきました。兵営の周囲には商店街と鉄道が整備され、鯖江は「軍隊の町」となりました。
現在に残る地名・街区・道路・鉄道・駅舎・病院など連隊ゆかりの施設や遺いこう構は、戦争の時代そして日本の近代史を象徴するとともに「軍隊があった町」を物語る歴史の教材です。未来を担う子どもたちに平和の尊さを伝えていきたいですね。

三六連隊シリーズ終わり(文化課 前田清彦)

鯖江市に関する郷土資料などを紹介します。ふるさとの歴史を散歩しているような気分でご覧ください。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-21-11 山竹ビル