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広報さばえ 平成31年4月号 通常版

ふるさと散歩道

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福井県鯖江市

第293回 ー通史編 現代(1) 復興期の行政

戦後、海外で戦っていた軍人や満州・朝鮮・中国で生活していた人たちが続々と帰国してきたとはいえ、昭和22年8月になっても現在の鯖江市域には525人もの未復員者がいました。また、日本に戻ってきた復員者や引揚者の中には、国内での生活基盤を失った人も多く、非常に苦しい生活を強いられていました。
この頃、町や村の運営も厳しく、財政再建のために、町村合併の動きが加速していました。
陸軍歩兵36連隊が置かれた神明村は、早くから福井鉄道や国道の開通によって開発が進んでいましたが、戦後も連隊跡地が学校・開拓地・工業団地などに利用されたことで、人口が一層増加しました。加えて機業・眼鏡枠・瓦・農機具などの諸産業も好調であったため、昭和22年7月1日に町制施行の運びとなりました。
さらに鯖江台地の狭い土地しかなく、発展の余地がなかった鯖江町も、隣接する新横江村と舟津村との合併交渉が実り、昭和23年11月3日に新制鯖江町が誕生しました。
新たな町として生まれ変わった神明町・鯖江町を中心に、戦後復興のためのまちづくりは加速していきました。
(文化課:藤田彩)

鯖江市に関する郷土資料などを紹介します。ふるさとの歴史を散歩しているような気分でご覧ください。

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